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Channel: 自我の終焉
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トランプをディスるマスコミの説得力

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トランプ旋風が止まらない。

クルーズ候補が大統領選を敗退したことは、多くの常識人にとっても衝撃的であったが、それはいままで通用した支配が崩れる可能性をはらんでいるからかも知れない。

マスコミはトランプが大統領になった場合をシミレーションして、いかに彼の言動が無責任か立証しようとする。

彼がゲームチェンジャーかどうかは私にはわからない。

しかしトランプの躍進は、福島の放射能汚染を徹底的に隠すマスコミがいかに論理的に攻撃しても、米国の市民が日本の市民よりも劣っていることを論証することは出来ないだろう。

あまりにも説得力が無いのである。

米国の市民はまだ現状に抵抗するガッツを持っている。そして政治を追い詰めている。

その事実が重要なのである。

多分米国の市民は人種差別を肯定しているわけではなく、現状に抵抗しているのだろう。

日本のマスコミは現状に抵抗しているか?


自我の終焉は情緒的な抵抗はあると認める。

しかしそれは残念ながらあまりにも自己満足である。

言論機関は権力に迎合するべきでは無いが、この国では常に主要なメディアは大政翼賛的である。

私が危惧することは、その事実を肯定することだ。

その帰結こそがナチであり、ホロコーストなのだ。

そして現政権はそのナチスを模倣しようとしている。

漫画がいかにこの国の文化であっても 笑えない。

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