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Channel: 自我の終焉
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亀裂

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友人と話をしていて、今年印象に残ったことは逃げ恥と君の名になった。
シン ゴジラなどもまあ人気があったが、上記2つと対比してシン ゴジラは皮肉に満ちた世相を斬る内容であった。
最近若い人の話しを聞いていてもとにかく、全体的に優しくなってきている。
一方少女の買収や児童の虐待など心が重くなるニュースも多い。
これだけ貧困層が広がれば、当然の結果であるが、これで今の政権の支持率の高いことに驚く。
大多数は、厳しい世相をじっと耐え忍んで、現状をポジティブに肯定しながら、逃げ恥のミクリのpureな可愛さと、君の名の純粋な愛のカタチに憧れる。
感傷的なことは悪いことではない。あまり楽しいことの多くない夜の中で、心が現れる映画で気分を晴らすのは健全でもある。
しかし、私はそろそろ色々限界なのだと思う。
来年は苦しさから行動を起こす人が増えてきそうだ。
目をそらす場所が段々なくなってくるからだ。
それは今年の政府が通過した法案をみれば予感できる。
政府は民衆の暴動を想定して、これを制圧するための準備を進めているようだ。
沖縄の反対派と機動隊の衝突は今後大きな渦となって、日本中の追い詰められた民衆が権力に弾圧される流れにつながるだろう。
平和的な変革を望みたいが、ここまで時局が不安定になると難しそうだ・・

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