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Channel: 自我の終焉
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宇多田ヒカル

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宇多田ヒカルが好きだ。
2010年に人間活動に専念すると休業したのはショックだったが、応援した。
イタリア人と結婚したときも寂しかったが、幸せを祈った。
そして6年ぶりに出産して、母親としてカムバックしたアルバムは最高だった。
深みがまして、音楽性も高まった気がした。
そして彼女の映像がまた様々なメディアで見れることはファンとしては嬉しい限りだった。
母親になった彼女のインタービューは、そ力の抜けた自然体のテンションに成長を感じた。
そして才能をもつものの人生に対する力強さに大いに勇気付けられた。
母親の自殺など、彼女の私的な部分はそれなりに過酷なものがあるのかもしれない。
それでも、程度の違いはあれど命あるものは、その生を突き進んで行くしか無い。
そのなかで彼女の生き方が、そのクリエーションが光だと思う。
子供とプライバシーを犠牲にしたくないので、また休業するかもしれないなどと言われている。
そんな彼女がロンドンにこもり、たまに気が向いたら日本に降りてくる。
そんな可能性があるだけで人生は豊かになる。
できれば自分もそれぐらいの影響力と幸福感を人に与えたいものだと、思ったたりするのである。

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