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Channel: 自我の終焉
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成長至上主義の問題点

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三橋貴明さんのブログが小生の先日の投稿と異なった意見なので以下に紹介する。

http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11904545663.html

まあ要するに軍事力を維持するためには、GDPが成長する必要があるというものである。

これはやはり人間の欲望を如何に抑止するかということなのだと想う。

そしてもう一つの問題点は意識なのではと。

私は原発事故を契機にすべての電球をLEDに切り替えた。

電気代は大きく下がったので、結構お金の面でも得なのではないかと想っている。

実際に細かく確認しているわけでは無いが・・

ところで、この様な節電の取り組みは、自分で把握するのは大変だが、節電に挑戦すればその効果をICTで可視化するようなことは出来ないか

可視化すればゲーム感覚で節電を楽しめる。

そして節電するサービスが新たなビジネスモデルになる。

多分そのことにより電力会社は経営危機に陥るかもしれない。

電力会社の経営が圧迫されれば電気料金をあげるシステムが間違っている。

消費者との力関係で電力会社の方が上で、その利害を国が調整する制度には違和感がある。


話が拡散するのでこれ以上は今回はこの件には触れないが、誰でも安い電気料金を選べる自由競争があれば誰も本当にリスクの高い原発を再稼動する発想にはならない。

多分既存の電力会社は今後、NTTの様にビジネスモデルを変えなければ経営が困難になるだろう。

そして現在はまだ政府はこれを保護している。

このようなモデルが成長至上主義をもたらす。

だからこそ私はスモールガバメントを支持するのだ。

国の規制は可視化された選択肢の中で、国民の生命と財産を脅かすものだけに限るべきである。


今日は成長至上主義にのみに焦点を絞る。


先日の投稿でも触れたが、日本が成長を続けることは相当難しいし、既にその滑稽な挑戦の為に様々なゆがみを生じている。

まず冷静に軍事力の問題があっても、もう日本が経済的に成長を続けることは困難であることを理解するべきなのである。

成長至上主義を支えるものは全て、一種のまやかしであり、論理のすり替えなのだ。

成長が必要だと説く全ての主張を分析する場合に、成長を支える具体的提案に説得力があるかの視点が必要なのだ。

成長できればそれに越したことは無いが、そのために破滅することは避ける意識が我々には必要なのではないだろうか?

この件は一度オープンにディスカッションしたいので、興味のあるかたは以下のキャスをサポートしていただきたい。

http://twitcasting.tv/blurussainblu

4人までは音声のみで公開討論が可能なので希望される方はコメントを頂きたい。

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