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Channel: 自我の終焉
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芭旺くんの言葉

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芭旺くんの文章を見ていると、表現するという事を考え直したくなる。
僕は自分の放つ言葉の先を最近イメージできなくなっているが、彼はその送り先が明確である。
そしてその送り先以外のものの心を打つのは、結局子供の素直な表現には普遍性があるからだと思う。
表現を活かすものの殺すものも無い。
もちろん子供は抱いて欲しい時に抱いて欲しいいと言うわけではない。
それどころか、逆に親とのパワーゲームさえも仕掛ける。それは親を信頼し、疑い、気持ちをぶつけるからだろう。
大人は何度も裏切られている。自分にさえ裏切られる。そして言葉を失う。
もしかしてその失った言葉を見つけて心を動かされるのかもしれない。
そして多くの大人が失ったものを取り返したいんだという事実に少し心を動かされる。

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